建築資材の総合商社 児玉の会社概要をご紹介いたします。

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社長挨拶

 皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。弊社もお蔭様で2015年9月をもちまして創業70周年を迎えることになりました。これも偏に皆々様の永年に亘るご支援とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
 顧みますと、戦前、酒類の卸・小売りを営んでいた創業者の児玉勝重が、終戦に伴い、時代の流れに敏感に対応して180度の転換を行い、経験のない金物・工具の卸売業として再出発し、幾度か困難に直面しつつも、順調に業績を伸ばし今日に至ることが出来ましたのもお得意先様、仕入先様、社員との素晴らしい出会いがあり、ご支援と御懇情の賜物だと深く感謝申し上げる次第でございます。
 さて、昨今の景気の方は政権交代後、経済再生を前面に押し出し、金融緩和、財政支出等を積極的に行った結果、円安・株高となり、株価も7年7ヶ月ぶりに1万8千円台を回復しました。これに合わせて大手企業の業績も良くなっているようですが、中小企業にはまだその実感はございません。2014年4月に実施されました消費税率の引き上げ以降、消費の停滞が続き、増税の影響も当初は秋頃には落ち着くと見られていたものの、円安や世界情勢の不安定から原材料が高騰し、その影響で物価が上昇しています。反面、所得の増加が不十分の為、予想以上に消費の停滞が長引く結果となっております。それと、企業の生産拠点の海外移転で輸出の大幅な増加が期待しにくいことから、今後は設備投資や個人消費といった国内需要をいかに高めるかがカギとなりそうです。
 また、現在も進行している地球温暖化の影響で2100年までに平均気温で6.4度上昇の予測も出ているようです。2014年は記録的な大雨による洪水被害や土砂災害、69年ぶりのデング熱流行等、地球温暖化による気候変動の影響とされる災害や現象が相次ぎました。最新の報告では「気温上昇への有効な対策を取らず、現在のペースで温室効果ガスの排出が続けば、人類が適応できる限界を超える可能性が増す」と警告しています。日本でも気温や海面温度の上昇、降水量の増加等から、農作物への影響、熱中症の増加などが懸念されています。今も進行する地球温暖化には世界規模での対策と適応策の具体化が求められています。
 弊社では本業の卸売業とは別に2010年頃から地球温暖化への対策として、CO2削減に役立つ商材として『スマートセンサ型枠システム』を開発してまいりました。従来のコンクリート型枠に用いられるコンパネはセメントの強アルカリ成分でリグニンが破壊されるため、わずか数回の利用で焼却処分されます。コンパネの多くは10年以上かけて育った南洋木材を原料としています。今のままではコンパネの需要に森の成長が追い付かず、結果、森林伐採を誘発し地球の砂漠化の原因にもなりかねません。弊社ではその点に着眼して、数回で廃棄される南洋材を原料としたコンパネではなく、リサイクル可能な樹脂型枠にコンクリートの表面及び型枠の周辺温度、型枠の打設開始時期と脱型時期を記録する多機能センサを取り付けました。センサで蓄積したデータは無線通信を使い専用リーダーで読み取ることが出来ます。読み取ったデータは施工者以外の第三者とも共有することが出来ます。こうする事で従来の樹脂型枠にはなかった構造本体の立地環境に対して、コンクリートの強度等を的確に管理することが出来るようになりました。
 2011年8月には共同研究者の東京大学建築材料研究室の野口貴文教授の力をお借りして、東京大学と弊社の連名でスマートセンサ型枠システムの説明会を実施したところ、スーパーゼネコンや大手設計事務所を含む約80社の企業が参加して下さり、大きな関心を頂くことが出来ました。また、昨年にはコンクリート工学会の京都に於ける世界大会で、東京大学と弊社が最優秀賞を受賞しました。このことから世界最先端の技術であることは間違いありません。
 現在は国土交通省が運営するNETISにも登録をしております。さらにPCT国際特許も取得済みです。時代は政府の国土強靭化計画、東京オリンピック、東北復興支援、リニア新幹線のトンネル工事等、戦後最大規模のコンクリートを使用する時代に突入しています。
 このような時代に構造体の品質管理とCO2削減、産業廃棄物抑制に貢献する素晴らしい商品が生まれたと自負しております。また、今後の弊社にとって『スマートセンサ型枠システム』がこれからの大きな一つの柱となってくれるものと確信しております。
 この70周年という節目の年を21世紀のスタートとして、真価を問われる大切な年と心得、重ねて感謝の意を表すとともに、地域に密着したきめ細かいサービスと時代が求める商品を提供できますよう全社を上げて誠心誠意努める所存でございます。今後とも格別のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。  代表取締役社長 児玉直樹

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